DROWNING THE LIGHT / The Fallen Years

Best of/Compilation, GoatowaRex
October 20th, 2006

Disc 1 is the first full length album.
Disc 2 is the first 3 demo tapes combined.


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オーストラリア産。04年1stとデモ3本を収録した2枚組。

カラスジャケに惹かれて試聴、音のコモリっぷりとアホボーカルが気になって10秒ぐらい聴いて即購入決定したワケですが…
改めて聴くとヤバスギ。つうか、スゲエ!!!
音質極悪、初心者厳禁、病み闇鬱度数最高!!!
超絶イーヴル絶叫がなりボーカルが地の底から聴こえてくるかのような雰囲気満点でシンセを織り交ぜてとてもヤバイ。
大音量で聴きたいところだが、ボリューム上げるとただでさえ最悪の音質がさらに割れまくって全くワケ分からんなるという意味不明さ。
イントロとかは普通に音がイイから、もちろん意図的なもの。
イントロやアウトロにシンセを取り入れてるだけでなく、よくよくかなり注意して聴かないと普通に曲全般に渡って入ってることにすら気づきにくい。

確実に人の心を殺していきます。
ある意味超オススメ!!!





DROWNING THE LIGHT / A World Long Dead

Full-length, Winterreich Records
April 6th, 2007

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オーストラリア産。2nd?

Baal Gadrial、元Pestilential ShadowsのAzgorh氏による独りデプレ。
07年4月6日にリリースされているフル3作のうちのひとつ。

1曲目のピアノによるインストがはやくもめちゃくちゃスバラシイ。もの悲しい旋律が後半ドラマチックに響き渡りオレ涙目w
続いてDROWNING THE LIGHTらしいコモリにコモリまくった音質による楽曲が始まる。特徴ともいえる中/低音トレモロによりコモリ度数が増大されドチャドチャドラムに心地よい絶叫。
聴いた瞬間、「これよこれ!コイツはこうじゃなきゃね!」といわしめるぐらいのDROWNING節。

インストがハッキリした音なのに曲はコモリの劣音質という点ではちょうどThe Fallen Yearsと同じカンジであろう。まさにThe Fallen YearsからThrough the Noose of Existanceとをつなぐ良作である。




 

DROWNING THE LIGHT / Through the Noose of Existance

Full-length, Winterreich Records
April 6th, 2007


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オーストラリア産。はっきり何作目か分からん!たぶん3rd。
しかしA World Long DeadもTo the End of TimeもApril 6th, 2007。どないなっとんねん。5thもApril 16th,2007 だしww

Of Celtic Blood〜と同じく1曲目インスト、2曲目タイトルトラックであることにイヤなカンジを受けるものの…

超イイ!スバラシイ!!!
妖しい雰囲気を醸し出しながらもメロウに響くトレモロ、小気味悪く無機質に叩かれるドラムにそれを盛り上げるうっすらKey。

そして特筆すべきがボーカルである。今作のボーカルによって一気に鬱系狂気狂乱狂喜ボーカルトップランカーに認定。中〜高音絶叫系。
これはひさびさにスゴイですよ!中盤あたりから展開、ギターレスにより、より一層ボーカルが前面に押し出され、かつパワーアップ!
もろに鬱の暗い静かな演奏なのに再三17〜20秒にわたる絶叫が入るのには恐れ入った。

その他も同じ曲調で続く。雷と雨のSEインスト曲が4分と少々ダレるものの、多数のアホボーカルのようにずっとアーアーギャーギャーと
喚き叫び散らすだけ叫び散らす。

音質は鬱系中の下ランク。
これでThe Fallen Yearsのようなポンコツっぷりやったらどんなによかったことかww




DROWNING THE LIGHT / Of Celtic Blood & Satanic Pride

Full-length, Winterreich Records
April 16th, 2007


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オーストラリア産。はっきり何作目か分からん!おそらく5th。

1曲目のイントロを終え、2曲目が始まって即CDを叩き割ってやろうかと思った恐るべき作品。
2曲目最初から1:30あたりまでヘボすぎ!!!
超強烈ロックンロール!70〜80年代ロケンロー!
ツイスト踊らずにはいられないこのメロディ!!!
曲にアクセントをつけたんだとしても限度ってものがある。
ありえない1:30間。

それが終わると普通にイメージ通りの曲になるんだが、いかんせんこの1:30が頭にこびり付いて離れない。
それ以降の曲を冷静に聴けるようになるまでかなりの時間を費やした。
この2曲目タイトルトラック、方々から「2曲目が好き」という声を聞くのだが、オレと同じくその人たちもネタで言っているのであると信じてやまない。
もし、DROWNING THE LIGHTを知らずにこの曲を試聴したらどうするんだ!!!「これのどこがいいんだ!?」って思うだろうがww

さて、The Fallen Yearsのこもるような音に比べ全然クリーンな音に仕上がっております。
ジリジリ適度にメロディアスなギターにうっすらKey。
特に目立つ曲はありません。

なんて思ってた矢先、
なんと!!!
ここでまさかの…



が入ります。ドラマチックに終局を向かえ、後はアウトロという場面。
笛にも色々ありますがね、これがまた笑っちまうぐらい曲にあってない。
つうかマジで縦笛のような音色。
メロはなかなかイイのだからあそこは普通にシンセで十分だと思う。

なにせ行く末を案じてしまう1枚。




ARKHA SVA - DROWNING THE LIGHT / In His Name

Split, Zyklon-B Productions
December 1st, 2007


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SPLIT欄 ARKHA SVA - DROWNING THE LIGHT 参照




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