VROLOK / Resurgence II: Where the Dying Meet the Dead

Full-length, Alpha Draconis Records
January 7th, 2004

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アメリカ産。2nd。

スロー〜ミドルテンポ、うっすらKeyにトレモロといった鬱系基本スタイルに低〜中音がなり、絶叫ボーカルのデプレッシブブラック。
音質はイイカンジにこもっており混沌という言葉そのまま。ギターに特徴がある。まずトレモロであるが、ジャリジャリの低音域トレモロとクリーンな高音域トレモロを使い分けている。さらにトレモロとはまったく逆に1音1音メロディを奏でるといった風な変化が面白い。
アルバム後半にはメロウ&アップテンポな曲、荒涼感あふれるアコギ&不穏SE&クリーンボーカルの曲、オーケストラ調コーラス&教会パイプオルガン?&絶叫の曲となかなかレパートリー豊かww

雰囲気重視作業用BGMとして流すもよし、
シッカリ聴きながらドップリ鬱に浸るもよし。




VROLOK / Soul Amputation

Full-length, Drakkar Productions
July 2005

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アメリカ産。3rd。

デプレッシブブラック。
何か賛美歌のような男女の歌声から幕を開ける。
既に荒廃して廃墟と化したか、焼き落とされたか、冷涼な風が吹き荒れる教会の中で歌われているかのようなSEがバック。これがベース。2ndのラストでも見られた教会の続きのような鐘の音も鳴り響く。
そのまま2曲目に突入するも、その静かな雰囲気の曲からイキナリ怒りや憤り全開の暴走(あくまで鬱としての範囲での)。またもやイイアホボーカルを聴かせてくれる。
トレモロも悲しみ溢れるトレモロではなくて怒りのトレモロw
3曲目以降おとなしくなるもののエコーかけまくったボーカルにしてみたり、妖しい旋律をバックに何故か咳き込みまくってるだけのインストがあったりと相変わらず色々やっているが、実はちょっとしたコンセプトアルバムらしく、1〜7曲目までがRevenerence、8〜11曲目までがAetheri、12〜16曲目までがWorshipという3つのセクションに分かれているらしい。
第2セクションはほぼ悲しみをイメージしたインスト。
第3セクションのタイトルトラックは前半ギターレス部分→後半の哭きギター部分→終盤の絶叫と展開が凄くイイ。勝手にキラーソングに認定。

ぶっちゃけ長いのでダレるし聴き通すにはツライ面もあるにはあるがそれでもひっそりとオススメ。




VROLOK - EMIT split / Pestilence 1440 - The Divine Eye

Split, GoatowaRex
October 30th, 2005


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SPLIT欄 VROLOK - EMIT 参照




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