MANIERISME / Manierisme

Full-length, Neckrokult Nihilism
February 1st, 2006
Ltd to 666 handnumbered copies


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日本産。どこかはシラネ。1st。というか最初で最後のアルバム。

キーワードはRaw&ファスト&時計!!!
そう時計!WATCHじゃなくてCLOCKね!
イントロでチク、タク、チク、タク、…ボーンに日本語の語りが入る。
ジャケとシナジー効果でなんとはなしに廃墟寸前の屋敷ってカンジ。
曲名も何曲かasobi tawamureru〜とかkoware kuruu ninngyo no〜とかローマ字。最初日本語の語りと同じく全く気づかなかったですねww

で、曲はもう超イイ!
基本暴走。ノイジー。ギターもシャリシャリトレモロ。
しかしどこか情緒あふれるというか哀愁もたっぷり漂う。
曲の終わりに「死ね」とか言ってます。
9曲目以降がもうマジ個人的に大ドツボでして悶絶。失禁。射精。
Cursed Palace - No One In the Roomを勝手にキラーソングに認定!
8曲目より更にパワーアップ!!!

とにかく必聴!!!間違いなし!!!
暴走の後ろにチクタクも忘れず入れるあたり◎
HURUSOMAと同じく活動再開を切に願う。




MANIERISME / 人形の記憶

Demo, Self-released
December 4th, 2007


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日本産。3rdデモ。

復活の1枚80リミテッド。
1stが1stデモ&2ndデモ音源なので2作目にして3rdデモとなるようだ。

さて、今作であるがこれはもうペラッペラのシャリシャリのプリマニア垂涎のカルト臭さえ漂ってくる劣悪さの1枚。
イメージとしてはこちらが1stデモなんじゃ?ってカンジでをイメージしてもらえればよい。
1stはノイジーかつファストであったが今作は適度にファストを入れながらミドルにスカスカと進行する。
リフはもはやメロディなしとも言える狂いっぷりでありイイ意味で演奏が滅茶苦茶ではあるが、やはり中世西洋のやがて廃墟と化すであろう洋館的な(どんなだww)あの独特の雰囲気満載。

1stのキーワード「時計」。この3rdデモのキーワードは「汽車」である。
ドラムがSL機関車特有のシュポシュポシュポシュポ音にしか聴こえない!ww
なんつうの?魔列車。
4曲目は1st収録の曲の再録であるが、こんな再録は初めてである。まあ聴けば分かる。

1stを想像すると結構痛い目にあう作品。賛否両論分かれそうだ。




MANIERISME / 追憶

Demo, self-released
July 6th, 20087


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日本産。4thデモ。

そのトレモロリフはジメジメと湿気で濡れているような妖しい音質でまさにMANIERISME調であり、3rdデモの魔列車ドラム+ドカドカとパワフルなドラム÷2のドラムに過去作と変わらぬボーカルが乗る!曲名が表しているように精神崩壊して廃人となってしまったかのような邪悪さ気味悪さは健在であるが、曲の不可解さは3rdデモほどでないため比較的聴き易い。極端だが「曲がある」とでも言おうか、1stから3rdデモまでの距離を仮に10と置くと7あたりだろう(ボートラを除く。ボートラは12)。

独自の世界観を突っ走る6曲24分。





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