L'ACEPHALE / Mord Und Totschlag

Full-length, Parasitic Records
March 1st, 2005


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アメリカ産。1st。オリジナル盤は100リミテッド。DVDスリップケースにて再販された。

Set Sothis Nox Law氏なる人物がリーダーの5人組ブラック。写真で見る限りベースボーカルは女性のようである。

甲高い悲鳴のようなボーカルに特徴のある高音ノイジートレモロリフにバタバタファストドラム。豪雨の中の雷鳴のようなSEが途中で入りそれを伴い不快極まりないハウリまくりのギターでごった返しもうムチャクチャ状態。女性コーラス合唱で静かなイントロで始まる曲があったりするが一瞬にしてコイツらに持っていかれる。しかしカルト的な要素はなくどこかインダストリアルなカンジを受けたりもする。とにかく大音量で聴くととんでもなくハイテンションになれる。
雷インスト、アンビエントで語りインストなども多い。が興味なし。つうか邪魔。6曲目の20分オーバーの曲はノイジー&スカスカ&ペラッペラのカルト臭いファストプリであるが単調もいいところ。総じてタダでさえミニマルだったのにこの曲はヒドイ。途中でアコギSE女性ボーカル展開が入るもののダラダラと同じメロディで長いのなんの。しかもそのままそのダラダラで終わるんだからたまらない。

ラストは15分を超えるアンビエント。イマイチなにがしたいのか分からない。あとマスターボリュームが異様にデカイので注意。普通に焦る。

アルバム前半部分大好き、後半グダグダ。




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