KALTETOD / Leere

Full-length, Westwall
September 2005


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ドイツ産。1st。

R.氏による孤高のミサンスロピック・エンプティネスデプレ。

幻想的かつ神秘的なイントロから一瞬にして繰り広げられる世界観は圧巻としか言えない。全体的に音がコモっておりうっするKeyと伴にその世界観を盛り上げる中、ノイジーながらも控えめなまさにこれぞバッキングと言わんばかりのトレモロリフ、それらの骨格を成すベースライン&ボコボコとミドル主体に進むドラムに中音域がなり絶叫ボーカルが乗る。このコモッた音質が荒涼感と荒廃感たっぷりでまさに肝。

3曲目は14分間という曲の中で素晴らしい展開を見せてくれるこのアルバムのキラーソング。先ほどまでと打って変わって要所要所で前面に出てくるギターが特徴か。

非常にドイツ産らしい。うまくいえないがとにかくドイツ産らしい。オススメ。




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