ISOLATION / A Prayer For The World To End

Demo, Self-release
December 2006


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ドイツ産。2ndデモ。

Johaunes Schmid氏とAlbert Lubeck氏による2曲入りデプレッシブブラックメタル。

ボーカルは高音絶叫orデス声。これらを上手く切り替えながら展開に合った使い方をしている。が、曲の方は1曲目と2曲目でかなり違いが見られる。
1曲目はクリーンな音のゆったりトレモロメロディが無茶苦茶イイ!そしてそのまま中盤に差し掛かっての展開は絶頂モノ。アコギが入りもうスゲー癒される。何気にこじゃれたドラムにも注目。
2曲目はドゥーム/ブラック。前半部分はゆったりとしたドゥーム調で個人的にはかなり萎える。オレの嫌いなキュイ〜〜〜〜〜ン!!!が入っとるし。しかし後半からはワリと速い展開のブラックに変貌する。その展開を聴きたいがために何とか前半部分を耐え忍ぶことが出来るww

個人的には2曲目のドゥーム部分がなければ超名盤となったであろう1枚。




ISOLATION / Isolation

Best of/Compilation, Eisenwald
January 20th, 2008


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ドイツ産。スリップケース入りコンピ。
「A Prayer For The World To End」と「Hier Am Ende Der Welt」が入ったコンピ。
A Prayer For The World To Endについては↑を参照。
Hier Am Ende Der Weltは07年作なのでこちらの方が後の作品となる。

クリーンなトレモロが減少しノイジーさをスピード感がましている。なんかあんまりピンとこない。変わりにベースラインが儚く仕上がりとても良くなっている。
6曲目のNur Ein Momentにおいては「ミドルの展開を織り交ぜるメロブラ」と言っても過言ではないぐらいのスピード感が漂っている。前作も曲によってガラリとその曲調が変わっていたがこれも何をやりたいのかよく分からずじまい。そんなんが2つも混ざっているコンピなもんだから総じてなお一層何をやりたいのかよく分からない。

決して悪くはないのであるが、個人的には「ISOLATIONもういいかな」ってカンジ。




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