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DARKSPACE / Dark Space T Full-length, Haunter of the Dark October 13th, 2003 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - スイス産。1st。写真はデジパック500リミテッドのオリジナル盤。 再発されスリップケースと聞いていたがケースなしの普通のしか入手できずorz スペース・アンビエント・ノイズブラックとはよく言ったもので、確かにその通りの音といえる。 1曲目の出だしなんかもろに宇宙空間といったところ。 しかし、個人的にはアンビエント・ノイズというのはどうかと思う。 ノイズブラックと書いてしまうと曲自体がノイズまみれの曲と思ってしまうが、単にギターがノイジーでイイ雰囲気が出ているというだけである。 実際にKeyによる幻想的なまさに宇宙空間を思わせる演奏、スロー・ミドル時にはシッカリとしたリズミカルに刻まれるリフ。 その「デス!?つうかハードロック!?ww」みたいなリフが特徴とも言える。 断言しよう。むしろスペース・ダーク・ファストブラック。 何気に気味の悪い暗黒スローパートと同じぐらい、イヤそれ以上にド疾走部分も多い。そしてこちらも宇宙真空状態ww 打ち込みによるドラムはわりと小さいが、小さい音ながらも存在感抜群で激烈暴走ブラストをかましており、2バスにいたってはヤバすぎる。 リフも一気にブリザード化。吹き荒れるブリザードしかし時にサイバー。 ボーカルはスバラシイ咆哮を決めてくれる。歌と呼べるような歌ではなく、要所要所で語り、ギャーーーーーーーーと決める。 ミドルパートのスペースがこのバンドの特徴であろうが、オレ個人的にはファストブラック扱い。 激オススメ。 |
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DARKSPACE / Dark Space U Full-length, Haunter Of The Dark November 19th, 2005 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - スイス産。2nd。写真はこちらは手書きナンバー入り500リミテッドのオリジナル盤。 再発されスリップケースと聞い…w スペースファストブラック再び! 1stに比べてよりダークさ、アンビエントさが洗練されている。 さらに曲自体の構成が長くなっており、アンビエント・ノイズ部分も同時に長くなっているため一層そちらが目立つ。 スペース・アンビエント・ノイズブラック納得。 それ以外はDark Space Tとほぼ同じカンジ。疾走部分のパート減のアンビエント部分増。 個人的にはDark Space Tの方が名作かと。 現在はDark Space Vを制作中とのこと。非常に楽しみだ。 |
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DARKSPACE / Dark Space III Full-length, Avantgarde Music May 30th, 2008 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - スイス産。3rd。5/29に行われたライブ会場にて先行発売された手書きナンバー入りデジパック500リミテッド盤。 PAYSAGE D'HIVERのWroth氏、 Zorgh氏にZhaaral氏によるスペース・アンビエント・ノイズブラックメタル。 ↑を見ていただければお分かりいただけるように個人的に2ndより1stの方が好みのため、2nd路線か2nd以上にもっとアンビエントになるのか、もしくは知名度が上がって売れたバンドがよく陥る妙にキャッチーで聴きやすいヘタレ色に染まってないかと心配しながらも、なんだかんだで買う気満々だった1枚w そんな心配は無用だった!スペースダークファストブラック再再来!!! 一聴して1st路線に戻っていることが分かる。相変わらずの大作志向の曲の中においてその真空酸欠状態真っ只中で繰り広げられる狂気溢れる寒々しくも力強いファストっぷりを展開。1stで見られた例のキザみっぷりもまた健在であるためか、やはり1stを彷彿とさせながらもそしてそれを超えていると言えるであろう。4、5曲目においてアンビエント/インダストリアルを集約させておいて残りの曲はよりパワフルに打ち込んだドラムと邪悪トレモロで暴走する。やはりボーカルパートは少なく要所要所で叫ぶというスタイル。そしてもはや書くまでもない当然のことであるが、Keyを中心としたDARKSPACEにしか表現することの出来ない、DARKSPACEがDARKSPACEたりえる「宇宙空間」がより洗練され高度に更に深くアルバム全体を暗く重く覆い尽くす。 DARKSPACE&PAYSAGE D'HIVER好きは試聴なんぞする必要なく即買いの1枚。 ハイレベルすぎ。 |