CAMPO DE MAYO / Campo de Mayo

Best of/Compilation, Desastrious Records
2006


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アルゼンチン産。音源集999リミテッド。

FURORのEviigne氏による独りブラック。ジャケからも分かるとおりNS。なにやらアルゼンチンのかつての独裁者のなんちゃらさん崇拝ということらしいという話を小耳に挟んだ。
高音の撒き散らしボーカルに耳が痛くなる程のキィーキィーノイズキリッキリギターによるリフ、ファミコンのヘボアクションゲームに使われてそうなベース音にツタツタと小刻みに進むドラム。この単調なある意味一見して退屈そうな構成による何の変哲もないブラックが何気になかなかどうして聴けるもんだから不思議。まあその理由の大半はそのイカしたバンド名とアルゼンチン産というところにあるということは考えたくないところw6曲目などにみられるスピード感が増したファスト曲なんかは普通にカッコよし。まあベースのヘボさは相変わらずであるが何かそれが逆に中毒になる。まあともかくマジでプリミティブなアングラ臭いブラックをやっているので買って損なし。個人的に8、9曲目あたりはマスト!かなりかっこよくて何回も聴いてしまった。

10曲目〜14にかけてはクラシック調のアンビエントのインスト。
南米らしからぬ美しいメロディが続くが、10曲目以降は完全に蛇足であろう。




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