AUSTERE - LYRINX / Only the Wind Remembers - Ending the Circle of Life

Split, Eerie Art Records
June 23rd, 2008


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オーストラリア産 vsイギリス産。

まずAUSTERE。

FUNERAL MOURNING、KINSTRIFE & BLOOD、PESTILENTIAL SHADOWSのDesolate氏と同じくKINSTRIFE & BLOOD、PESTILENTIAL SHADOWS、RIFT、NAZXUL等のSorrow氏によるデプレ。

ボーカルは超リバーブコモラセ大絶叫。PESTILENTIAL SHADOWSのボーカルそのまんまボリューム上げただけwwノイズまみれのトレモロ?ギターを下地に主旋律となるのはまるで天気のイイ日にキレイな湖的なところに飛び込み水中で見た太陽光が屈折して何か知らんけど神秘的な世界のような透明感&浮遊感Keyによる美しいメロディ。←分からんね。ドラムは疾走パートではそのノイズまみれのギターと一体となってとにかくワケ分からんドタバタさ。スロー、ミドル時はアコギアルペジオにSE、ゆったりドラムでしっかり聴かせてくれる。要はボーカルを筆頭にオーストラリア産デプレのイメージそのまんまのデプレなんだが…素晴らしい。ただ1曲目イントロのドラムには萎えまくる。それ以外はもう大満足。

続いてLYRINX。

基本路線は同じであるがボーカルに少し元気がなくなって地下室ボーカル1歩手前に変化している。ドラムがスローになりそのためかなり変わったように感じられる部分もあるがボコボコと進むドラムは同じでギターのメロディは相変わらず秀逸でありKeyを引き連れて響き渡る。1曲目は16分と長いため様々に展開していくワケだがその緩急が素晴らしくてステキ。ただ個人的にシンバルシャンシャンシャン、、、がちょいとウルサすぎる点が残念かなとは思う。遅まきながら曲のラストから2曲目にかけてようやく前に出てくる温かみを持った心に染み渡るベースがいぶし銀。2曲目はこれまた18分あまりあるが1曲目とは打って変わってめちゃくちゃミニマルになる。前半は鈴の音のようなスネア?に太く温かいベースが主軸の単調スローメランコリックで気分ドン底。後半から展開、泣きのギターが半端なくてもう体中の穴という穴から色んな体液が溢れ出て垂れ流し状態。

両方とも文句なしのお買い得スプリット。
素晴らしいにも程がある!!!←2回目w




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