ARKHA SVA - WOODS OF INFINITY / Pulver

Split, Devoted Art Propaganda
May 17th, 2009


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日本VSスウェーデン。666枚限定EP、うち166枚はポスター2枚付きの盤面の色が赤盤。余談だがポスター2枚とも豪快な折りたたまれ方をしていてまさに外国人クオリティだったのがワロタwwww

ARKHA SVA

おなじみChant○のタイトルのインストでスタート。
ゆっくりと滑らかに流れるようなリフとリズムの中、Hell Above, Heaven Belowの前半部でもみせた高らかと響き渡るような(注:ARKHA SVAといわれイメージする高音奇声ボーカルとは別の)ソプラノ高音のまるで女性のようなボーカルで歌い上げた後に、キョォォ〜〜〜↑↓ォ↑↓ォン↑↓↑↓↑↑↑〜〜〜〜!!!のおなじみオペラボーカルの絶叫からARKHA SVAワールドが展開される。

今作でもドラムの2バスが定期的に「ドコドコッ!」と入っているのが特徴かと思う。他はね、もう説明というかレビューする必要もないぐらいARKHA SVA節。美メロ悶絶トレモロリフの嵐に大別して都合4種類の顔をみせる鬼ボーカル、終盤の盛り上がりに差し掛かっての美しいベースラインともう最高である。この曲に限らず過去作含め多くの曲に言えることだと思うが特に中盤から終盤にかけてのドラマチックかつ荘厳な曲構成、展開が秀逸すぎる。
余談であるが、ホントにクソ愛媛から浅草までライブ見に行って良かった。特に「ボーカルすげえ声ホントに出るんだな!」と思ったが今よくよく考えてみればライブ数曲こなせる持続力の方がヤバイかも。あのライブは他にも日本を代表するブラックバンドによるまさに「祭典」だったワケだし最高のライブだった。定期的にこういう企画が持ち上がってほしいものである。
大分脱線してしまったが文句なし買いの1枚。その他注目する点として今作から新ロゴが採用されている点もチェック。



WOODS OF INFINITY

さて、問題児のほうであるが…ww
正直、「ARKHA SVAとWOODS OF INFINITY!?!?」と思ったのはオレだけではないハズwwwwww
ARKHA SVAで盛り上がって一点急降下この脱力バンドww

全体としてはWOODS OF INFINITYらしさを出しながらも彼らとしては随分真面目路線のような?…気がするww相変わらずのヘボウマボーカルにズッコケそうな叫びに口笛と豊富であるが曲の方はミドルテンポ主体で地味な印象ながらも実はかなりリフが涙腺刺激の泣きのリフでカッコよし。うっすらKeyも効いてるし。とは言え出だしや中盤はノリッノリではあるがどうにか許容範囲?アウトロは語りにアコギでこれまた哀愁たっぷり。

長くなってしまったが、買いの1枚であることは確実。




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