ANWECH / My Frozen Dream Slept too Eternally...

Full-length, Fog of the Apocalypse
December 2007


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イタリア産。2nd。

Vardan氏によるアトモスフェリックブラック。

透明感溢れるKey&SEは聴けば一発で「これぞアトモスフェリック」と言わしめる味を醸し出している。この透明感とその透明感から生まれる浮遊感は全編通して要所要所に登場しなくてはならない存在となっている。チリチリのアルペジオorリフは特にこれといった印象に残るものはなかったように思う。
そして一番気になったのがその展開の仕方。ぶつ切りの集まり。流れるような滑らかな展開は皆無に等しく、SEにイイカンジに浸っていたらそれがパタっと止んで、変わってギターリフ、ギターリフ(の間はKeyがほぼ聴こえないぐらいの小ささ)がしばらくするとまたパタっと止んで、デカすぎる程のKeyが入る。といったカンジのパーツパーツをムリヤリ繋げたような展開が多すぎ。それぞれの展開が始まる時の主役たるパートの音がデカすぎてバランスがイチイチ癇に障る。ボーカルもベースもいたって普通。

逆にいえばガラッとかわる展開が好みの方にオススメ!
…というワケでもない中途半端な代物。




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