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ANGANTYR / Sejr Full-length, Blasting Black Semtex Attack July 2004 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - デンマーク産。2nd。 MAKE A CHANGE...KILL YOURSELFのYnleborgaz氏による独りデプレッシブブラック。 1曲目終盤にヴァイオリン?らしきメロディが入ってイキナリ驚き。 全体的にトレモロで掻き鳴らしバスドラドコドコで疾走する。 やはり特徴はミドル〜スロータイプではなく、鬱系としては比較的珍しい疾走感があることであろう。普通に「ファストなんじゃねえの?」ってぐらいブラストかましてたりもしますが、やはりその疾走の中でも一際目立つのが悲痛な程響きわたるトレモロ。慟哭メロディアス。 鬱系の醍醐味とも代名詞とも言えるトレモロを十分に楽しめる。 |
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ANGANTYR / Haevn Full-length, Det Germanske Folket 2007 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - デンマーク産。3rd。 2ndにおいても一部ヴァイオリンが入っていた。それと同じように3rdも1曲目やラストでイントロ/アウトロのかわりかのようにビオラだかチェロだか知らんがクラシックのような低い音の弦楽器のメロディが。そのインストが終わると同時にまたまたイキナリお得意の疾走が始まる。そのインスト部分のメロディがその疾走の後ろでうっすらと微かに聴こえていてスバラシイ。なんとはなしにサブリミナル効果的なカンジ。 基本は2ndでも見せたものと同じ。このファストのようなブラスト満載の疾走はもはやANGANTYRの持ち味である。 だがすべてにおいてより一層洗練されている。 反復されるトレモロは相変わらずどこか痛々しくて近寄り難く、しかし心にダイレクトに届く。ミドルパートが長くなり、また1曲1曲の長さも長くなっているためより聴かせるアルバムになっている印象を受ける。おそらく若干ではあるが小さくなっているドラムもその一要因であろう。 そして注目は4曲目のTagefolket。中盤あたりでそのボーカルにハモリがつきます! ブラックにおいてもツインボーカルやサビの一部のみコーラスしたりメインリフをコーラス隊がサビのバックに歌いあげたりってのは珍しくないが、これは1分近くに及びボーカルと共に完全に同じ主旋律をオーケストラ調かつお経のように妖しく斉唱する。 NYKTALGIAのような鬱にして疾走タイプ。 とにかくかなりオススメ!!!見つけたら買うぐらいのイキオイで!w |